カフェ、マルシェ 施設充実し再開 那須まちづくり広場 改修工事一部完了

下野新聞
2021年10月12日

 【那須】老若男女が活躍できる「まちづくりの拠点」を目指して改修が進められている豊原丙の「那須まちづくり広場」の一部工事が完了し、8日、リニューアルしたカフェや食品などを販売するマルシェの営業が再開した。

 同施設は2018年4月、旧朝日小の校舎を活用して那須まちづくり株式会社がオープン。サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などの開設に向けた改修工事が今年3月に始まり、9月末、同施設西側部分約1200平方メートルの工事が完了した。

 1階部分のカフェは客席数が約40席となり、改修前から倍増。マルシェには新たに調理台を設置し、試食や試飲、調理イベントが開けるようした。2階部分には簡易宿泊所を新設した。1泊3千円程度で、11月までには営業を始めるという。

 現在工事しているサ高住の建設は年内に完了し、来年1月にオープンする。残りの工事が全て終わるのは来年6月の予定で、就労継続支援B型事業所や児童発達支援センターなどを開設する。

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