お気に入り服 大変身! ママから子へ 「saihi」初ワークショップ 装飾加えてリメーク

下野新聞
2021年9月5日

 お気に入りだったけど、ここ数年着ていない…。そんな服、クローゼットにありませんか? 西3丁目の子ども服セレクトショップ「saihi(サイヒ)」が、「ママの服を子ども服にリメークするワークショップ」を初めて開催すると聞き、のぞいてきた。

 同店の山口明子(やまぐちあきこ)さん(50)と都内のキッズブランド「HOHO(ホーホー)」の松尾加菜子(まつおかなこ)さん(37)が企画。2人は、古着に付加価値を加えたリメーク「アップサイクル」に取り組んでおり、「自分の服を子どもの服に作り替えたい」という客の声を実現した。

 8月中旬、店を訪ねると、一条、小林裕子(こばやしゆうこ)さん(42)と6カ月の長女芽以(めい)ちゃんが、松尾さんと打ち合わせの真っ最中。小林さんが持ち込んだのは、色鮮やかなストライプのワンピースで、松尾さんは服の思い出などを聞いた上でデザインを提案していた。

 「フェアトレードの一環で購入した大好きな服。娘の服として生まれ変わるのがうれしい」と小林さん。約2週間後、リボンなどの装飾が付いた芽以ちゃんのワンピースが完成し、小林さんは「想像以上の仕上がり。服の雰囲気を残しながら、可愛らしさを出してくれた」と喜んでいた。

 リメークは約1万円(デザインや装飾で変動)。リモートでの打ち合わせも可。(問)saihi028・612・6239。

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