陽光浴び香り高く 那珂川のフキノトウ

下野新聞
2020年2月14日

 春の食卓を彩るフキノトウの収穫作業が、県内有数の産地・那珂川町の農家で最盛期を迎えている。JAなす南ふき・みょうが部会員の同町恩田、農業上杉里子(うえすぎさとこ)さん(66)は、10年前に町役場を早期退職した後、約12アールの畑で生産している。

 4月中下旬並みの暖かさとなった13日は、暖かな陽光に照らされた地面から顔を出した数センチほどの黄緑色のフキノトウを、上杉さんが包丁で手際よく刈り取っていった。今季は暖冬の影響などで生育が遅れ気味だが、味や香りなど品質は高いという。上杉さんは「天ぷらや、フキノトウとみそを混ぜたおにぎりにするとおいしいですよ」と話した。

 この日は県内各地で気温が上昇。宇都宮地方気象台によると、佐野で午後3時51分に19・6度を観測。那須烏山では午後2時12分に19・4度と今年最高を記録した。

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青空の下で行われたフキノトウの収穫作業