晴天の日光路疾走 ツール・ド・NIKKO 2019

下野新聞
2019年9月17日

 【日光】自転車で市内の景勝地を巡るイベント「ツール・ド・NIKKO2019」(同実行委員会主催)が15日、瀬川の日光だいや川公園を発着点に開催され、県内外のサイクリストが初秋の日光路を走り抜けた。

 タイムや順位を競わず、交通規則に従い楽しく走るイベント。9回目の今回は本県のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」が監修した約100~47キロの4コースに、18都府県から1562人がエントリーした。

 心地よい秋晴れとなったこの日、参加者は日光街道の杉並木や霧降高原など市内の自然や文化をサドルの上から楽しんだ。約100キロの上級者向けコース「山岳チャレンジ日光」に出場した小山市東野田、会社員山中敦仁(やまなかのぶよし)さん(36)は「後半に上り坂があり走り応えがありました。天気が良く、景色も楽しめました」と話した。