前橋・第8回T―1グランプリ RIVER「厚切りローストポーク」 豚肉料理の頂点

上毛新聞
2017年4月19日

前橋市内の飲食店が豚肉料理の味を競う「第8回T―1グランプリ」の結果発表が16日、同市の中央イベント広場で行われた。グランプリに選ばれたのは、29(にく)食系直球居酒屋RIVER(同市本町)の「上州麦豚の厚切りローストポーク」。初めての挑戦で、参加70店の頂点に立った。

下味を付けた上州麦豚をオーブンで2時間半かけて低温で焼き、ニンニクのきいたマスタードソースをかけたオリジナル料理。2センチ前後に厚切りして提供することで、豚肉のうまみを一段と感じられるようにした。
店のオーナー、和田卓也さん(31)は「優勝を目指していたが実現して、まさかという思い。前橋の豚肉は生産量が多いだけでなく味もいいので、これからも盛り上げていきたい」と喜んだ。
T―1グランプリは、食を通じて前橋の活性化を目指す「ようこそまえばしを進める会」が毎年実施している。表彰式であいさつした曽我孝之会長は「前橋の豚肉は本当においしいと、全国各地の人から聞くようになった」とPRの効果を語った。
今回は70店が参加し、公募した覆面審査員と一般による投票で3月21日に入賞6店を選出した。表彰式は中心商店街で開かれた「ツナガリズム祭り」に合わせて実施。中央イベント広場には6店が出店し、来場者が食べ比べを楽しんだ。

 

【写真】和田さん(左から5人目)を囲む入賞店の代表ら

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