青紫の宝石 食べ頃到来 宇都宮の観光農園 ブルーベリー

下野新聞
2021年6月17日

 【宇都宮】下栗町の観光農園「宇梶ブルーベリー」が12日、今シーズンの営業を始めた。

 77品種約700本を栽培しており、スター、サファイアなどわせのハイブッシュ系の実が食べ頃を迎えている。7月中旬以降はラビットアイ系が旬となる。

 来場した平松本町、主婦日下(くさか)まさ子(こ)さん(72)は「県外の家族に毎年送っていますが、粒が大きくておいしいと好評なんです」とほほ笑んだ。

 農園は2012年開業。車いすの人や体の不自由な人、子どもでも摘み取りやすいよう低めに剪定(せんてい)し、通路幅を広めに確保している。

 新型コロナウイルス対策として飲み物の提供などは取りやめ、入場料は例年より50円引きの250円(中学生以上)、150円(小学生)とする。未就学児は無料。午前9時~午後5時。月、火曜定休。(問)同園080・5698・7701。

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