感謝の光 降り注ぐ あしかがフラワーパーク
下野新聞
2020年10月20日
足利市迫間町のあしかがフラワーパークで恒例のイルミネーション「フラワーファンタジー~光の花の庭2020~」が始まり、発光ダイオード(LED)約500万球がつくる光のシャワーが園内に降り注いでいる。
メインの大フジは、開花から満開になって散るまでの流れを演出。バラ園は新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者への感謝と敬意を表し、青色の光で彩った。コロナ禍で中止になった花火大会をイメージした「フラワーキャッスル」では、多くの親子連れが記念写真を楽しんでいる。
同園は昨年10月の台風19号の甚大な被害から復旧したが、今春は大フジの開花時期に新型コロナの影響で休園した。「一人のお客さまに来てもらう大切さを再認識した」と早川公一郎(はやかわこういちろう)社長(39)。今回は全従業員で電飾を準備し、イベントに感謝を込めた。
19日夜、ツイッターで写真を見て訪れたという群馬県沼田市、アルバイト小菅育実(こすげいくみ)さん(31)は「圧倒される。光に包まれているみたい」と、幻想的な空間を堪能していた。点灯は午後4時半~8時半(土日祝日は9時)。来年2月7日まで。
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