花とダンス さくら・荒川 ポピー見頃

下野新聞
2019年5月27日

 さくら市早乙女の荒川河川敷でカラフルなポピーの花が見頃となり、訪れる人を楽しませている。

 16年前に地元住民らが地元の活性化を図ろうと、きつれ川ポピー畑管理委員会を立ち上げ、休耕地だった場所を整備している。

 約1・5ヘクタールの畑には赤やピンク、白色など約300万本の花が所狭しと咲き乱れ、花のじゅうたんとなっている。同委員会によるとここ数日の陽気で開花が進んでおり、25、26日に開催する「ポピーまつり」と見頃がちょうど重なりそう。6月上旬まで楽しめるという。

 24日、デイサービスで利用者10人と訪れた矢板市片岡、大島馨(おおしまかおる)さん(91)は「毎年来るのを楽しみにしている。花が摘めるのもいいですね」と話した。

 畑は、国道293号葛城交差点を北進、約1・4キロ先の交差点を東進した河川敷。