《茨めん(ibamen)》夏けんちん 担々麺風 手打ちそば 赤土(茨城・常陸太田市)

■ひんやり、食感変化
常陸秋そば発祥の地とされる茨城県常陸太田市赤土地区出身の海老根孝さん(69)と妻の美枝子さん(63)が営む「手打ちそば 赤土」は、同地区も含む金砂郷産のそば粉を使った風味豊かなそばを打っている。
日本料理で腕を磨いた孝さんは、そば打ち名人の母から指導を受けた後、2001年に店を開いた。「良いそば粉があり、水がおいしい」と地元で作るそばの魅力を語る。
そば粉8割、小麦粉2割の二八そばは、太さをそろえず素朴な見た目。箸でそっと持ち上げると香ばしいにおいが鼻を抜ける。そばつゆは、昆布やかつお節の甘みや香りを丁寧に引き出し、一晩寝かせただしで割る。
「新しい味わい方を提供したい」と今年、ごまだれ、そばつゆ、牛乳を合わせたまろやかなピリ辛だれで食べる新メニュー「夏けんちん 担々麺風」(1400円、10食限定)を考案した。
カボチャやナス、トマト、オクラ、アボカド、ブルーベリーなど地元産を中心に10種類の野菜と果物をトッピング。一部具材は凍らせてあり、食べ進める間の食感の変化を味わえる。孝さんは「味は食べてからのお楽しみ」とほほ笑む。
このほか、自家製辛味大根を薬味に添えたそばをはじめ、ざるそばやつけそばなど多様なメニューをそろえる。
茨城県常陸太田市金井町1788の2
営業時間は午前11時~午後2時、同5~7時。毎週水曜定休、火曜は昼営業のみ
(電)0294(72)2008
赤土を含む「常陸太田のおそば屋さんの会」の19店舗で30日まで「夏けんちんフェア」

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