祝福いっぱい嫁入り舟 見物客に手を振って応える 茨城・潮来

茨城新聞
2026年5月25日

茨城県潮来市で開催中の水郷潮来あやめまつりで23日、名物の嫁入り舟が始まった。

第1便は、午前11時に同市潮来の津軽河岸あと広場を出発。白無垢(むく)姿の竹島遥さん(27)を乗せたろ舟が親戚舟を伴い水上を進み、花婿の諒真さん(26)が待つ水郷潮来あやめ園(同市あやめ)に向かった。川沿いや橋の上から多くの見物客が見守り、祝福の声が送られると遥さんは手を振って応えた。

遥さんは「想像以上に多くの人に祝福された。2人なりの幸せの形を見つけていく」と誓った。諒真さんは「晴れて最高だった。皆さんの記憶に残れたらうれしい」と笑顔で話した。

嫁入り舟は、同市に伝わる伝統的な婚礼行事。花嫁が嫁ぎ先へろ舟で向かった風景を、まつりの期間中に再現している。6月21日まで毎週水、土、日に運航し、計29組が参加する。