絵画で友情深めた女性3人の展覧会 31日まで 茨城・筑西

茨城新聞
2025年8月26日

絵画を通して友情を深めた女性3人による絵画展「三重奏~絵筆の縁に感謝を込めて~」が31日まで、茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティ交流会館で開かれている。色紙サイズから100号まで、期間中に入れ替えながら約60点を展示する。

出品しているのは、同県結城市の蔵持容子さん(69)、筑西市の古口フミ子さん(81)と原田節子さん(79)。同市在住の洋画家、飯泉俊夫さんに指導を受けたことが共通点だ。蔵持さんはトタン屋根の建物を通じ、歳月が生み出す美を追求。古口さんは裸婦像に感情を込め、原田さんは屋久杉を題材にした新作を紹介した。

3人が作品を並べるのは初めて。「絵を描くことで幸せな時間をもらっている」「応援してくれた家族らに感謝」などと感想を述べ、「それぞれの個性を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。午前10時から午後5時。月曜休館。