栃木県鹿沼市の粟野地区で20年ぶり花火 市町合併から途絶えていた夏の風物詩が復活
下野新聞
2025年8月20日

第14回あわの盆踊り(粟野地区コミュニティ推進協議会主催)が14日、栃木県鹿沼市口粟野の粟野総合運動公園で開かれ、鹿沼市と旧粟野町の合併以来20年ぶりの花火が粟野地区の夜空に打ち上がった。
鹿沼市と旧粟野町は2006年1月に合併し本年度は20周年。町時代は毎夏の盆踊りの際に花火を打ち上げていたが、合併後は途絶えていた。節目を盛り上げようと、市内5事業者の協賛を得て花火を復活させた。
盆踊りは地区内のお囃子団体の演奏にのせて1時間半にわたって実施し、終盤に粟野中校庭から約75発の花火を打ち上げた。
花火の復活を協議会に持ちかけ協賛した口粟野のガラス工事業「サンユー」の社長小杉稔さん(56)は「来年も必ず協賛し、粟野に若い人が回帰するきっかけにしたい」と話した。
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