観光客が訪れる栃木県那須町の果樹園にカフェオープン 果物スイーツを通年で食べられる
下野新聞
2024年8月30日
大野りんご園(栃木県那須町高久甲)は、園内に「ファーマーズカフェ 農楽舎」をオープンした。
同園は約3haで10種類のリンゴを生産するほか、あんずや柿、桃、シャインマスカットも栽培。リンゴは生食で直販したり、ジュースなどに加工したりして販売している。
ただリンゴの販売は9~12月に集中するため、1年を通して収入に偏りがあるのが課題だった。
新たにオープンしたカフェは、納屋を改修した。アップルカスタードに角切りりんごが入った大判焼の「りんご焼」や、りんごジュース入りソフトクリームなど、リンゴ園ならではのスイーツを提供する。
近年は那須高原を訪れた観光客がリンゴ狩りに立ち寄るなど、旬の果物を求めた来園者が増えていた。カフェで果物を加工して付加価値を高めたスイーツを提供し、通年収入を目指す。
大野和彦代表は「あんずやシャインマスカットなども加工して販売していきたい」と話した。
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