「きつねの嫁入り」子どもたちが行列 高崎・箕郷

上毛新聞
2016年10月5日

ㅤキツネ顔に化粧を施した男女が婚礼の儀を再現する「みのわの里のきつねの嫁入り」が2日、高崎市箕郷町のふれあい公園をメイン会場に行われた。
ㅤ子どもたちによる花嫁行列は、市箕郷支所を出発して榛名白川沿いをさかのぼり、同公園まで歩いた=写真。一行が手首を丸め、時折「こーん」と鳴くと、多くのカメラマンが盛んにシャッターを切っていた。
ㅤ行列に参加した吉岡駒寄小6年の石倉陽和さん(11)は、妹の桃佳さん(7)=同小1年=と歩き、「みんなが手を振ってくれて楽しかった」と喜んだ。
ㅤイベントは、かつての婚礼の儀式や伝説を基に、住民有志が企画。日本古来の着物文化を大切にして郷土愛を育もうと、実行委員会が毎年行っており、今年で15回目。

地図を開く 近くのニュース