栽培難しい高山植物、メコノプシス特別展示 真岡
下野新聞
2016年5月20日
【真岡】下籠谷の井頭公園花ちょう遊館の高山植物館で、初夏の企画展「青いケシの仲間たち展」が開かれている。ヒマラヤなど標高3千メートル以上に分布するケシ科の高山植物、メコノプシスを展示、来場者の目を楽しませている。6月13日まで。
同館では1996年から、「ヒマラヤの青いケシ」として知られるメコノプシス・グランディスとメコノプシス・ベトニキフォリアを通年展示している。
2010年度からは同館のバックヤードで、試験的にさまざまなメコノプシスの仲間を栽培。今回は、最大種の一つであるメコノプシス・ナパウレンシスなどの試験栽培に成功した5種類を含む7種類を展示している。
夫婦で訪れた佐野市植野町、パート阿部美奈(あべみな)さん(40)は「花の色が淡くてかれん。初めて見ました」と興味深そうにシャッターを切っていた。
入場料大人410円、小中高生200円。火曜休館。(問)同公園管理事務所0285・83・3121。
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