冬の使者は渡航忘れず 真岡・五行川 ハクチョウが飛来
下野新聞
2020年11月2日
【真岡】田島の五行川に今季もハクチョウが飛来し始めた。30日は川面で過ごす5羽の姿が見られ、首を丸めて羽を繕ったり羽を広げたりしていた。例年、2月ごろが飛来数のピークで、3月ごろまで滞在するという。
飛来しているのは、田島大橋の上流。くちばしの形状などから、オオハクチョウとみられる。地元住民らによると、27日に1羽が飛来し、翌日5羽に増えた。
写真撮影によく訪れる下籠谷(しもこもりや)、佐藤治男(さとうはるお)さん(69)は「人はカーナビを使っても目的地に行けないことがあるのに、ハクチョウは毎年飛来してすごい」と話していた。
県県東環境森林事務所は、毎年餌を与える人がいるとして、「生態系に影響を与える恐れもあるので、遠くから見守ってもらいたい」としている。
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