里山に春色じゅうたん 市貝・シバザクラ見頃

下野新聞
2019年4月23日

 春の絶景で人気を集める市貝町見上(みあげ)の町芝ざくら公園のシバザクラが19日、見頃を迎え、緩やかな斜面が鮮やかな春の色に染まっている。

 ピンクや白、紫など4色に咲き分け、約1・8ヘクタールに約20万株植えられている。花はほぼ満開となり、芽吹き始めた周囲の里山の淡い緑、青空と絶妙のコントラストを見せている。訪れた人は「わあ、きれい」「ちょうどいい時に来たね」などと歓声を上げながら園内を散策していた。

 茨城県つくば市上郷、岩瀬政衛(いわせまさえい)さん(83)、文子(ふみこ)さん(80)夫婦は「他にも名所はあるが、近隣ではここが最高です」と話した。

 5月6日まで芝ざくらまつりが開かれている。主催の実行委員会によると「来週中盤が満開。25日ごろまで見頃だが、連休中楽しめる」という。(問)同公園0285・68・4839。