サクラと上級生 新入生お出迎え 土浦・真鍋小

茨城新聞
2019年4月12日

県指定天然記念物のサクラが校庭の真ん中に立つことで知られる土浦市真鍋の市立真鍋小学校で11日、サクラを取り囲んで上級生が新1年生を迎える恒例の「お花見集会」が行われた。

6年生が中心となって1年生を背負い、樹齢112年のソメイヨシノの周りを歩いて入場。2~5年生が新入生を歓迎した。小林知永校長は「新しい令和の時代、皆で協力していい学校生活を送ってください」と語り掛けた。

6年生の下條友之晋(とものしん)さん(11)は「1年生にはずっと校庭にあるサクラを見ながら笑顔で過ごしてほしい」、秋田陽葵(ひまり)さん(11)も「6年間は長いようで短い。一日一日を大切に優しく仲良くしてほしい」と語った。

晴天の下で時折、花吹雪が舞う中、1年生は上級生とクイズやゲームを楽しみ、真鍋小児童としての第一歩を踏み出した。

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