大蛇、迫力の水しぶき 小山・間々田でジャガマイタ
下野新聞
2018年5月6日
全長約15メートルの巨大な「蛇」をかついで五穀豊穣(ほうじょう)を願う奇祭「間々田のジャガマイタ」が5日、小山市間々田の間々田八幡宮(はちまんぐう)で行われた。7体の蛇が次々と境内の弁天池に入って水しぶきを上げる「水呑(の)みの儀」には、多くの見物客やアマチュアカメラマンが集まった。
江戸時代から続く地域ぐるみの伝統行事。竹に縄とわらを巻き、シダの葉で覆った蛇は、間々田地区の七つの自治会がそれぞれ手作業で製作している。
中学生が中心となって蛇をかつぎ「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」という掛け声に合わせて各町内を練り歩いた後、境内に集結。水呑みの儀で迫力ある水しぶきが上がると、見物客から拍手がわいた。
埼玉県草加市から娘と父親の3世代で訪れた竹内明子(たけうちあきこ)さん(45)は「初めて見に来た。子どもから大人まで参加しているのがいい」と感心していた。
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