栃木県が全国一の生産量! 横綱の綱にも使われる「麻」の麻引き作業が最盛期
下野新聞
2026年9月17日

栃木県に古くから伝わる「野州麻」の繊維を剥ぐ「麻引き」作業が鹿沼市などで最盛期を迎えている。
麻は神社の神具や横綱の綱などに活用され、栃木県は全国一の生産量を誇る。
栃木県あさ振興連絡協議会長を務める鹿沼市上永野、農業白沢修一さん(61)方では、畑約65アールで無毒大麻「とちぎしろ」を栽培。高さ3mに育った麻を7、8月に収穫し、湯通し、乾燥、発酵を経て、今月上旬に麻引き作業を始めた。
15日は早朝から、白沢さんと父義司さん(86)が作業。茎から手際よく剥ぎ取った表皮を、母千恵さん(83)が機械で引き、つややかな黄金色の精麻に仕上げていった。
精麻は3、4日干し、県内外の神社や栃木市内の販売店に卸すほか、直売する。来年5月までに約500kgを生産する見込みで、白沢さんは「台風も多く強風にも見舞われたが大きな被害が出ずよかった」と胸をなで下ろしていた。
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