栃木県矢板市で発見された“お宝”を特別に… 目玉展示品は30年ぶり公開
下野新聞
2026年6月3日

栃木県矢板市の文化財に指定されているナウマンゾウの臼歯が、矢板市郷土資料館で公開されている。矢板市教委生涯学習課が7月12日まで開催しているテーマ展「郷土資料館所蔵のお宝特別公開」の目玉展示品で、ナウマンゾウの臼歯が公開されるのは約30年ぶり。
ナウマンゾウは、今から約30万年前に大陸から日本に渡り、約2万年前まで日本列島に生息していた。
臼歯は1970年代に矢板市幸岡の旧矢板西小で、二つ発見された。咬合面の形状から中期更新世のものと考えられている。生物史や環境史の観点から重要な資料として、89年12月に市の文化財に指定された。
生涯学習課は毎年、郷土資料館でテーマ展を開催。今回はナウマンゾウの臼歯のほか、矢板市出身の南画家・高野耕雨(1869~1931年)が絵を手がけた掛け軸や、旧泉村の村役場資料など計25点が並ぶ。
生涯学習課の久木伶哉さん(24)は「興味を持つことが文化財を守ることにつながる。地元にこんな宝物があると知ってもらえたら」と来場を呼びかけている。
入館無料。月曜、祝日休館。午前10時~午後4時。(問)矢板市教委生涯学習課0287・43・6218。
| 地図を開く | 近くのニュース |
北関東を感じる観光情報サイト 










