色鉛筆、自然の輝き描く 宮崎佐久子さん作品展 31日まで 茨城・結城

茨城県結城市在住で多数の色鉛筆画を作成している宮崎佐久子さん(67)の作品展が、結城蔵美館(同市結城)で開かれている。柔らかく発色する油性の色鉛筆を用いて、風景や植物が持つ一瞬の輝きを描いた作品27点が並ぶ。同展は31日まで。
作品は薄い色や明るい色を全体に塗り、その上に濃い色を重ねてグラデーションを作っている。色の層ができた後は、雲や水の流れ、花に光が当たって白くなるところをリアルに表現するため、消しゴムで消したり、ティッシュでぼかしたりしている。
宮崎さんは県内の中学で美術教諭として働いた後、特別支援学校の講師に。その後、夫の転勤先の高知市に7年ほど住んだ。同市では臨床心理士の友人の勧めで、病院や施設で塗り絵教室を開いたり、地元のギャラリーや喫茶店で作品を展示したりした。
高知市での経験を機に「人との交流を通して絵を描くことや教えることの楽しさを思い出した」と、結城市に戻ってからは市内を中心に個展や教室を開き、精力的に活動する。
同館を訪れた栃木県小山市在住の会社員男性(67)は「温かくて、魂を揺さぶられる絵。深い色合いで感動した」と語った。
宮崎さんは「色鉛筆の楽しさを知ってもらえたら」と来館を呼びかけている。
展示は午前9時~午後5時(最終日は正午)まで。木曜休館。
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