《釣り》バチ狙うシーバス好釣果 利根川・河口汽水域 種類に合わせたルアーを 茨城

利根川では12月から4月ごろにかけて、茨城県の河口汽水域でイソメやゴカイなど多毛類「バチ」が産卵のため海底の砂泥から一斉に水面へ浮上して漂う「バチ抜け」が発生する。大潮や中潮周りの潮位変動が大きい夜間に多く、流れが穏やかな満潮からの下げ3分間はシーバスにとって格好の捕食タイム。バチを狙うシーバスでフィールドが沸き立つ瞬間、そこを釣り人が狙う-という寸法だ。
バチ抜けは満潮より流れ込みが絡む岸寄りの浅場で発生しやすい。2月初旬の夕方、ウエーダーを着用した釣り仲間と静かにポイントへ入った。流れに漂うバチを探すと、体長25センチはある大バチを発見。夕日が落ち切るころ、大バチたちがうごめき始めた。

アイマ・フルート138Fを楽器のフルートのようにくわえるシーバス
用意したタックルは9.3フィートのボロンロッドに3000番のリール。糸はメインリーダーPE0.8号にショックリーダーはナイロン5号を巻いた。多毛類は種類ごとにバチ抜けの時期が異なる。種類や大きさに合わせたルアーを選びたい。
ということで、メインルアーはバチに合わせてアイマ・フルート138Fを選択。細身のフローティングタイプで独特なリップ形状から、バチに交じって水面直下10センチを狙える。泳ぎは微弱なロールアクションで大バチに偏食しているシーバスには特効のルアーだ。

大バチに紛れ込むアイマ・フルート138F(右)
シーバスがバチを捕食しているであろうポイントにアップクロスにルアーを着水させ、下流に流しながらルアーを操作すること数投。ルアーが反転する付近でコツンとわずかにアタリ。即座にアワセを決めヒット。しかし、バチを捕食しているシーバスはついばみバイトが多く、針がかりが浅い。バレやすいので慎重にやりとりした後、キャッチに成功した。
計測すると約55センチ、レギュラーサイズのシーバスだ。その後も同様のパターンでアタリがなくなるまで投入を繰り返し、全員10匹を超える釣果に恵まれた。
今回のようなウエーディングの場合は単独行は控え、フローティングベスト、エイガードを装着し安全を確保できる立ち位置で臨みたい。釣り始めはどうなることかと緊張したが、予想通りの展開になりほっと胸をなで下ろした。身を切る寒さだったが、気持ちは熱い夜を楽しめた。(利根川ハイプレッシャーズ・村山栄宏)
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