凍みこんにゃく、整然と 茨城・大子

茨城新聞
2026年1月17日

茨城県北地域の伝統食品で、冬の昼夜の寒暖差を利用して作られる「凍(し)みこんにゃく」の製造が最盛期を迎えている。同県大子町袋田の袋田食品(高村博美社長)では16日朝から、畑に敷き詰めたわらの上に、従業員8人がはがき大のこんにゃく5600枚を整然と敷き詰め、水をまいた。

こんにゃくは夜の厳しい寒さで凍らせ、日中は天日干しする。4~5日後に一枚一枚ひっくり返し、同じ作業を繰り返して約2週間かけて完成させる。

浅見義美工場長は「今日が今季最初の作業。手間暇かけて出来上がる食材をぜひ食べてほしい」と話す。同社は約3万枚を目標に2月まで作業を続ける。

凍みこんにゃくを作っているのは現在、同町内で2軒、同県常陸太田市内で1軒のみになった。