年末年始の高速道路の渋滞予測2025-26 北関東周辺の混雑状況は?《10km以上の区間一覧あり》

2025年12月26日

NEXCO東日本などは2025年から2026年にかけての年末年始を前に、首都圏(関東甲信地方・静岡県内)の高速道路の渋滞予測をまとめています。茨城、栃木、群馬の北関東3県は首都圏から車で観光・帰省で訪れる人が多く、注意が必要です。混雑のピークや箇所をあらかじめチェックしておきましょう。

■渋滞に要注意の日は…

カレンダー通りであれば、今年の年末年始の休みは2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)。休日の並びがよく、昨年に続いて「奇跡の9連休」となります。

NEXCO東日本などは、三が日が木~土曜日の曜日配列となって週末につながるため、特に「年始の渋滞が発生しやすくなる」とみています。

具体的には、上りと下りのいずれも1月2日(金)をピークに、2日(金)から3日(土)に混雑するとの見立て。北関東周辺での25km以上の渋滞は、上りと下りで計3回発生すると予測しています。

下りは1月2日(金)午前11時、東北道の館林ICを先頭に最大25km。上りは栃木ICを末尾として1月2日(金)に最大30km、3日(土)に最大35kmです。

■渋滞回数は昨年比増

NEXCO東日本などは、12月26日(金)~1月4日(日)までの10日間、首都圏全体で10km以上の渋滞が111回発生すると予測しています。

昨年の同じ期間の渋滞回数は116回(事故渋滞を含む)。今年はわずかに減少するとみられています。

■10km以上の区間は

NEXCO東日本などは、10km以上の渋滞が予測される区間の一覧もまとめています。

北関東周辺では、下りは関越道で12月29日(月)~30日(火)、東北道で1月2日(金)に長い渋滞が発生し、上りは東北道、常磐道、関越道で1月2日(金)~3日(土)が特に混雑するとみられています。

比較的、年末年始休み序盤の12月27日(土)~28日(日)、最終日の1月4日(日)は長い渋滞が発生しにくいようです。

【東北道】

方向日付渋滞区間(末尾→先頭)最大渋滞長時間帯ピーク
下り1/2(金)岩槻IC → 館林IC25km9時~14時11時
上り1/2(金)加須IC → 岩槻IC15km16時~21時18時
上り1/2(金)栃木IC → 加須IC30km14時~21時17時
上り1/3(土)加須IC → 岩槻IC15km16時~21時18時
上り1/3(土)栃木IC → 加須IC35km14時~22時17時
上り1/3(土)西那須野塩原IC → 宇都宮IC15km14時~18時16時

【常磐道】

方向日付渋滞区間(末尾→先頭)最大渋滞長時間帯ピーク
上り1/2(金)谷田部IC → 三郷JCT20km15時~20時17時
上り1/3(土)谷田部IC → 流山IC20km15時~19時17時
上り1/3(土)岩間IC → 土浦北IC10km15時~19時17時

【関越道】

 

方向日付渋滞区間(末尾→先頭)最大渋滞長時間帯ピーク
下り12/29(月)川越IC → 東松山IC10km5時~9時7時
下り12/29(月)高崎IC → 渋川伊香保IC10km6時~10時8時
下り12/30(火)所沢IC → 東松山IC15km5時~10時7時
下り12/30(火)高崎IC → 渋川伊香保IC10km6時~11時8時
下り1/2(金)所沢IC → 東松山IC20km10時~14時12時
上り1/2(金)東松山IC → 川越IC10km16時~22時18時
上り1/2(金)本庄児玉IC → 鶴ヶ島IC30km12時~22時17時
上り1/2(金)月夜野IC → 赤城IC15km16時~20時18時
上り1/3(土)東松山IC → 川越IC10km16時~21時18時
上り1/3(土)本庄児玉IC → 鶴ヶ島IC30km13時~22時17時
上り1/3(土)月夜野IC → 赤城IC15km15時~20時17時

NEXCO東日本のドライバー向けWEBサイト「ドラぷら」では、交通混雑期特設サイト内で渋滞予報ガイドを掲載しています。

また、日本道路交通情報センターのWEBサイトでは高速道路や主な一般道の道路交通情報を確認できます。車での遠出を予定している方はリアルタイムの情報もチェックし、ゆとりのある運転を心掛けましょう。

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