那須千本松牧場と高校生が完成させた“秋にぴったり”新スイーツ 甘いだけでなく…限定販売が好評

下野新聞
2025年11月23日

栃木県那須塩原市千本松の那須千本松牧場と宇都宮文星女子高総合ビジネス科3年の生徒5人が共同開発していたスイーツ「モンブランアイスデニッシュ」が完成し17日、千本松牧場で販売された。

千本松牧場との商品開発・販売は実践的な学びの機会を得ることなどが目的で、課題研究の授業の一環として毎年実施している。5人は千本松牧場スタッフと共に、9月から試作や値段設定、ポップ製作などに取り組んできた。

完成したスイーツは市内の菓子工房が製作したデニッシュ生地に、千本松牧場産のアイスクリームとモンブランクリームをかけており、程よい甘みやこく深いミルクの味わいなどが楽しめるという。

販売当日、5人は手分けして来場者の呼び込みや接客などにも挑戦。徐々に客足が増える中、慣れない作業に苦戦しつつも真剣な表情で対応していた。

接客などを担当した原田りあささん(18)は「大変だったが、お礼を言われてうれしかった」。購入した来場客は「甘いだけでなく、塩味もあっておいしい」と笑顔だった。

スイーツは25日午前10時~午後4時も、150食限定で販売する。

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