お守りに市の象徴 高萩八幡宮で頒布 茨城

茨城新聞
2025年11月4日

茨城県高萩市の花や木、鳥である「ハギ」「マツ」「キジ」をあしらったお守りが、同市安良川の高萩八幡宮で頒布されている。市の象徴を盛り込んだため、「高萩守」と命名。白を基調とした上品なデザインに仕上げた。

お守りは地域を盛り上げるとともに、他県からの参拝者が高萩市を知るきっかけにしてもらおうと、同八幡宮の鈴木誠人禰宜(ねぎ)が発案。表面にはハギ、裏面にはマツが描かれ、両面に雌雄のキジが向かい合うようにデザインされている。

それぞれのモチーフにちなみ、ハギの「魔よけ」やマツの「健康長寿」、キジの「家族・夫婦愛」の願いを込めた。

鈴木禰宜は「地元の人はもちろん、高萩を離れる人が故郷を思い出すきっかけにしてほしい」と話している。

初穂料は1000円。問い合わせは同宮(電)0293(22)3611。