紅葉シーズンを迎える日光で今季初の降雪 那須岳は山頂が雪化粧「防寒対策をしっかりと」

下野新聞
2025年10月29日

厳しい寒さとなった10月28日朝、栃木県日光市湯元の金精道路(国道120号)周辺で降雪があったほか、那須町湯本の那須岳(茶臼岳)でも山頂付近が雪化粧した。

環境省日光湯元ビジターセンターによると、金精道路周辺の本格的な降雪は今季初。雪は午前6時過ぎには降っていたとみられ、7時ごろには山肌や草木が白く染まった。気温は0度近くまで下がったとみられる。

紅葉を写真に収めようと、群馬県高崎市から訪れた人は「雪が降るとは驚いたが、木々が白く染まった景色も最高ですね」と話した。

那須岳は山頂付近の山肌が、うっすらと白くなった。7~9合目を結ぶ「那須ロープウェイ」の運行会社によると、午前7時半の山麓駅(7合目)の気温は1度、山頂駅(9合目)の気温は氷点下0.5度を観測した。

運行会社の小林博之係長(40)は「これからも気温が低い日が続く可能性が高い。登山する際は防寒対策をしっかりしてほしい」と呼びかけた。

⇒《栃木県の紅葉情報2025》那須岳で紅葉が最盛期 姥ケ平周辺を色鮮やかに彩る(10月16日配信)

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