栃木県日光市の旅館が客室リニューアル 落ち着きと高級感のある「和モダン」に
下野新聞
2025年6月27日

栃木県日光市湯西川の旅館「彩り湯かしき花と華」は、客室の一部を「和モダン」をテーマとする和洋室に改装し、リニューアルオープンした。旅行需要が団体から個人へとシフトする中、インバウンド(訪日客)も含めた新たな客層を獲得するのが狙い。
「花と華」は1962年創業。春夏秋冬を冠した四つの建物「花見館」からなり、現在の施設は89年に完成した。客室56室、大浴場・露天風呂、県内酒蔵の日本酒を楽しめるバーコーナーなどを備え、多様な客層を取り込んできた。
今回は7階建ての「春の花見館」6階の5室にベッドと畳座を配置した他、落ち着きと高級感を感じられる内装に変更した。山城義嗣社長は「今までの当館にはない高価格帯の客室。新しいお客さまを取り込んでいきたい」と話している。
和洋室は1泊2食付きの2名利用で1人2万8000円~。(問)花と華0288-98-0321。
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