栃木県にあるミツマタの名所「妖精の森」で開山祭 入山開始は1週間遅れに…見頃はいつ?

下野新聞
2025年3月9日

ミツマタの黄色い小さな花が無数に咲き、幻想的な風景が人気を集めている栃木県茂木町飯の焼森山で6日、開山祭が行われた。関係者たちが群生地近くの雷神神社前に集まり、神事を行って開花期間の安全を祈った。

開山祭には現地で保全活動を続けている焼森山ミツマタ保全協議会の会員、小崎正浩副町長、町職員ら約10人が出席。雷神神社を兼務する益子町・鹿島神社の小幡正之宮司(57)が祝詞を読み上げた後、協議会の相田英二副会長(76)らが玉串をささげた。

今年はここ数日の降雪の影響で開山祭が3日ほどずれ込んだほか、入山者から保全協力金を集める「入山期間」の開始日も8日から15日へ延期に。花もまだつぼみで、見頃は彼岸明けの23日ごろになる見込みだという。

神事を終え、相田副会長は「入山された皆さんには安全にミツマタを楽しんでいただきたい。こちらも心のこもったおもてなしを心がける」と話していた。

⇒幻想的な風景で「妖精の森」とも呼ばれる焼森山のミツマタ群生地【画像】

地図を開く 近くのニュース