栃木県内有数の産地でフキノトウ収穫 道の駅などで販売「天ぷらにして食べるのがおすすめ」
下野新聞
2025年2月28日
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春の味覚の一つ、フキノトウの収穫が、栃木県内有数の産地である那珂川町の農家で最盛期を迎えている。
JAなす南ふき・みょうが部会所属の那珂川町谷川、農業鈴木広実さん(92)は里山に囲まれた畑5aで栽培。25日は、畑のあちこちで地面から顔をのぞかせた黄緑色の花芽のうち、3cm以上に育ったものを鎌で手際よく刈り取っていった。
鈴木さんは「小雨などの影響で例年よりやや収量が少ないが味はよい。天ぷらがお薦め。ほろ苦い風味を楽しんでほしい」と話す。
ふき・みょうが部会でフキノトウを出荷する農家は7軒あり、3月上旬までに計約140kgを収穫する予定。宇都宮の市場へ出荷するほか、道の駅ばとうなどで販売している。
⇒栃木県鹿沼市では名産「冬ニラ」の一番刈り やわらかく甘みがあるのが特徴
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