茨城の木内酒造、東京都内に旗艦店オープン 酒販売とバー

茨城新聞
2024年12月15日

老舗酒蔵の木内酒造(茨城県那珂市、木内敏之社長)は、東京都千代田区内に直営のショップ&バー「木内酒造 TOKYO」をオープン。自社製品をPRする主力店に位置付け、同社の酒製品をほぼ全て取りそろえたほか、店内でウイスキーなどを飲むことができる。

同店はJR秋葉原-御徒町駅間の高架下の商業施設「SEEKBASE(シークベース)」内に開設。物販は「日の丸ウイスキー」や「日の丸ジン蔵風土」「常陸野ネストビール」日本酒「菊盛」などを扱う。同社の萩谷真千子ゼネラルマネージャーは「(都内の直営店は7店舗目だが)物販にこれほど力を入れた店舗はない。ウイスキーをブランドとして打ち出したい」と話す。

バーは15席。ウイスキーの飲み比べセットやカクテルなどが楽しめる。同社のハム工房のハムなども提供。隣接する既存の直営ダイニングバーでは生ビールも飲める。

木内社長は「ビールもウイスキーも県産の原材料にこだわっている。都内で茨城のおいしいものを表現したい」と意気込む。営業時間は午前11時~午後8時。定休日はSEEKBASEに準ずる。