一番列車聖地に 走るホテル「四季島」運行 JR東の豪華寝台
下野新聞
2017年5月2日
JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」(10両編成、定員34人)が1日、運行を始め、一番列車が東京・上野駅を出発した。県内でも、最初の降車駅となる日光駅をはじめ各地で県民ぐるみの「お出迎え」が行われた。
一番列車は日光に立ち寄り東北、北海道を巡る3泊4日のコース。最大76倍の抽選でチケットを手にした乗客33人は午前11時40分、発着点の上野駅を出発し、日光駅へは定刻通り午後2時11分に到着した。
同駅のホームや構内では福田富一(ふくだとみかず)知事や地元「女将(おかみ)の会」のおかみなどが横断幕を掲げて出迎え、日光小吹奏楽部の演奏も乗客を喜ばせた。同駅に着く前、野木町内や宇都宮駅でも関係者が手を振って列車を歓迎した。
乗客は日光東照宮を拝観して短い日光滞在を楽しみ午後5時、四季島は函館に向けて出発。日光駅ホームに停車中は多くの市民や駅利用者らが、高級感漂う列車の姿を鑑賞していた。
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