パン好き駅長のイメージが形に SLに見立てた食パンも、JR敷島駅開業100周年で限定販売 群馬・渋川市

上毛新聞
2024年3月30日

JR上越線敷島駅(群馬県渋川市赤城町敷島)の開業100周年を記念し、パン好きの渋川駅長らが考案したオリジナルパンが31日、敷島駅でのイベントで限定販売される。当日運行される臨時列車「SL敷島・沼田百周年」をイメージした黒いパンをはじめ、駅長が「自信を持っておすすめしたい」3種をセットで提供する。

竹炭を練り込みSLに見立てた食パン、地元スーパーのメンチカツを挟んだコッペパン、桜あんパンの3種を用意した。自宅でパンを焼くという丸山日出子駅長(49)がイメージを伝え、吉岡町のパン店「クローバー」(荻原理代表)が形にした。当日、敷島駅周辺で同時開催される「シキシマエキマエピクニック2024」実行委員会の長岡宗一さん(47)が間を取り持った。

荻原さん(50)が完成したパンを披露し、丸山駅長や長岡さんらが試食した。

丸山駅長は「期待以上の出来栄えで、パンもおいしい」と太鼓判。SLのパンに金粉をふりかけた荻原さんは「煙もしっかり表現でき、力強く走る姿に仕上がった」と話した。

1セット1000円で午前11時半と午後2時半に100セットずつ販売する。