群馬・館林市を盛り上げよう! 31日から、白と青基調の「カルピス」特急を運行 アサヒ飲料と東武鉄道

上毛新聞
2024年3月17日

群馬県館林市に生産拠点を置くアサヒ飲料(東京都墨田区)と東武鉄道(同)は31日、アサヒ飲料の主要ブランド「カルピス」をイメージした特急列車「りょうもう『カルピス』EXPRESS」を運行する。白と青が基調のラッピングを施された「200系」車両1編成(6両)が約3年間、毎日運行する。同日から記念イベントを実施する。

運行区間は、東京・浅草から伊勢崎までの東武スカイツリーライン・伊勢崎線と、途中駅の太田から赤城までの東武桐生線。同市に群馬工場や見学施設「カルピスみらいのミュージアム」を構え、地域貢献を目指すアサヒ飲料と、都心と群馬エリアを鉄道で結ぶ東武鉄道の「館林エリアを盛り上げ、魅力を伝えていきたい」という思いが合致した。

運行初日の午前8時40分、浅草駅構内で出発式を開催。同日に列車で浅草から館林へ向かい、カルピスみらいのミュージアムを見学する特別ツアーは既に定員となった。

同日から4月末まで、浅草、北千住、東武動物公園、館林の各駅で記念乗車券を発売する。館林駅から大人830円区間と渡瀬駅から小児170円区間の片道普通乗車券各1枚で1000円。販売期間のうち使用開始日から1日間有効。1000セット限定で一人5セットまで。