待望の春、太公望集う 那須塩原・箒川で渓流釣り解禁
下野新聞
2023年4月3日
【那須塩原】塩原温泉街を流れる箒川で2日、一般渓流釣りが解禁され、県内外から訪れた約650人が早朝から釣りを楽しんだ。
解禁されたのは、塩原の錦帯岩(きんたいいわ)から上流方面の約7キロの区域。この日に備え、塩原漁業協同組合は昨年からヤマメの稚魚約6千匹、ヤマメとニジマスの成魚計約3万匹を放流。さらに今季は日光市足尾の神山水産が開発したブランドニジマス「頂鱒(いただきます)」も千匹放流した。
東京都北区、無職高塩教夫(たかしおのりお)さん(63)は「20年以上前から家族で毎年来ている。自然に囲まれながら釣りができるのはぜいたくな時間」と語った。
9月19日までの解禁期間を通じた雑魚期間券は7千円。1日券は4日までが3500円で、5日以降は2千円(いずれも販売店購入時の価格)。(問)同漁協0287・32・2264。