リンドウ出荷ピーク 日光みやび 梅雨のハウスに彩り 

下野新聞
2019年6月25日

 JAかみつが日光花き部会オリジナルのリンドウ品種「日光みやび」の出荷作業が、日光市倉ケ崎、農業川村克治(かわむらかつはる)さん(57)方のビニールハウスでピークを迎えている。24日も、川村さんは午前5時から作業に精を出していた。

 162平方メートルのハウス2棟に、青紫色の花を咲かせたリンドウが所狭しと並んでいる。残り3棟のハウスでは7月の新盆に向けた栽培が行われている。2年前まで同JAで日光みやびの開発に携わっていた川村さんは「つぼみの位置のバランスや涼しげな花の色を求めてきた品種。今年が初めての出荷だが、納得の出来になった」と話した。