「SL重連」力強く煙 真岡鉄道

茨城新聞
2015年2月12日

筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道で11日、蒸気機関車(SL)を2両連結する「重連運転」が行われ、珍しい運行風景に沿線には鉄道ファンが詰め掛けた。

真岡鉄道は土日曜・休日を中心にSLを通年運行しており、子どもたちや鉄道ファンの人気を博している。

通常はSL1両での運転だが、この日はC12とC11を連結し、午前に下館発茂木行き、午後に茂木から真岡まで、上下各1本が重連運転となった。2両のSLが力強く煙を噴き上げる姿をカメラに収めようと、筑西市から茂木町にかけて沿線には多くの鉄道ファンらが集まった。

筑西市の会社員、古田部直樹さん(39)はおいの下妻市、小堺大樹君(4)と下館から茂木までSL重連運転の旅を楽しんだ。小堺君は「SLがかっこよかった。とても楽しかった」と喜んでいた。

(大高茂樹)

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