間隔空け、イルカ・アシカショー見学 大洗水族館、営業を再開
茨城新聞
2020年5月19日
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い先月11日から休館していたアクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)が18日、37日ぶりに営業を再開した。営業時間短縮や屋内プログラム中止、座席間隔を空ける規制テープなどの対策の下、親子連れが久々の外出を楽しんでいた。
当面は平日のみ営業し、閉館を1時間前倒し。来館者の検温を実施し、混雑時は館内千人を目安に入場制限する。イルカやアシカのパフォーマンス「オーシャンライブ」は、定員800人を350人に減らし、一部の座席に規制テープを張って間隔を空けた。
母親と久々に外出した水戸市の幼稚園生、冨沢諒真君(6)は「楽しかった。エイの泳ぐところがすごかった」と笑顔を見せた。妻と子ども3人と訪れた稲敷市の会社員、亀井智史さん(43)は「子どもたちは家の中で閉じこもりきりだった。喜ぶ姿が見られてうれしい」と目を細めた。
同館経営企画課の大曽根貴則副課長(50)は「必要な措置は全て講じる。感染収束後、大勢のお客さんが来ることを楽しみにしている」と話した。
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