珍しいサメの赤ちゃん誕生 ふ化に初成功、成長見守る 茨城県大洗水族館

茨城新聞
2026年6月25日

茨城県大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で、珍しいサメ「オーストラリアンスウェルシャーク」の赤ちゃんが誕生した。同館でこのサメの卵のふ化に成功したのは初めて。幼魚は現在、全長約17センチだが、最大で約150センチまで成長するという。飼育を担当する徳永幸太郎さんは「黒っぽい模様がある。早めに見に来てほしい」と来館を呼びかけた。

オーストラリアンスウェルシャークは南西部太平洋のオーストラリア南部沿岸で浅海から水深60メートルまでの海域に生息。体の背と側面に不規則な暗い斑点模様がある。日本近海にすむナヌカザメの仲間で、危険が迫ると海水を飲み込んでおなかを膨らませる習性があるという。

徳永さんが19日午前8時ごろ、バックヤードで育てていた卵がふ化しているのを見つけた。雄で体重約240グラム。イワシやアジ、甘エビの切り身を餌として与え、成長を見守るという。

展示されているのは同館5階なごみの海ゾーン「さめっこるーむ」。同じ水槽には他の卵2個も展示されており、徳永さんは「間もなくふ化するだろう」と話している。