戦禍続くパレスチナ 子どもたちの絵画、写真紹介 群馬・前橋市

上毛新聞
2026年4月20日

戦禍が続くパレスチナの子どもに目を向けてもらう展示会が5月24日まで、群馬県前橋市敷島町のフリッツ・アートセンターで開かれている。早期解決と平和を願って絵本作家25人が寄せた絵画27点と、現地の子どもたちの写真を展示している。

絵画は、大人が子どもに背負わせている悲しみ、失われた温かい生活、平和への祈りをそれぞれの作風で描いた。「ひとりひとりに名前があり、個性があり、未来があった」(吉田尚令さん)、「じっとしていられない」(早川純子さん)とのメッセージが添えられている。

写真には家族を亡くしたと語る姿、がれきにたたずむ姿、悲しげな姿が克明に写る。それに交じって友達とあどけなく笑う写真もある。一部は日本国際ボランティアセンターが提供した。

アートセンターの小見純一代表は「戦争に巻き込まれ、子どもが子どもでいてよい時間が失われている。展示を見て、人間らしい想像力を取り戻してほしい」と話す。

入館無料。午前11時~午後6時。火曜休館。問い合わせは同センター(☎027-235-8989)へ。