21年のえと、丑の巨大地上絵 ひたち海浜公園 1月11日まで
茨城新聞
2020年12月29日
ひたちなか市阿字ケ浦町の国営ひたち海浜公園プレジャーガーデンで、恒例となっている来年のえとの地上絵が現れ、大地を踏みしめた「丑(うし)」の姿が楽しめる。年末年始の風物詩となり、今回で12回目。高さ65メートルの大観覧車の下に縦27メートル、横22メートルの巨大な地上絵が描かれている。
材料は園内で採れた植物を活用。毛並みは乾燥させたコキアを使い、影の部分には松ぼっくりを敷き詰めた。ウシの力強さを表現するため、輪郭に使ったマツの間伐材は例年より太いものを用いた。
新型コロナウイルスが猛威を振るった1年だったため、ウシの勇猛な立ち姿に疫病退散の願いを込めて作った。同園担当者は「感染が収束し、一日も早く穏やかな日常が戻ってほしい」と話した。来年1月11日まで設置されている。12月31日と1月1日は休園。
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