色味、甘み納得 佐野でモモ収穫
下野新聞
2019年6月28日
佐野市下羽田町の「のむら果樹園」で27日、モモの収穫が始まった。
10種類以上のモモを育てている約22アールの畑では、わせ種の「日川白鳳」が赤く色づき始め、小ぶりな実を揺らしている。
この日は、野村道子(のむらみちこ)さん(78)と次女静江(しずえ)さん(52)の2人で作業に当たり、一つ一つ丁寧にもぎ取っていった。
今後、「ふくえくぼ」「なつっこ」といった他の種類のモモも順次色づいていき、収穫作業は8月上旬ごろまで続く見込みという。
道子さんは今年の日川白鳳の出来栄えについて、「6月の快晴と暑さで、甘さのあるおいしいモモに育った」と太鼓判を押している。
収穫したモモは、同市上羽田町の「のむら果樹園直売所」で販売している。