《食いこ》BAKESHOP LOTERIE (茨城・水戸市)

茨城新聞
2026年6月7日

甘く香ばしい焼き菓子
戸を開くと、籠に積まれたスコーンやクッキーが目に飛び込んでくる。甘く香ばしい香りに包まれた「BAKESHOP LOTERIE(ベイクショップ ロトリー)」は、お菓子担当の鈴木美紀さん、料理担当の貴将さん夫婦が営むカフェだ。店で焼き菓子やケーキ、ランチを提供する傍ら、イベント出店を行い、多くの人においしさを届けている。

2006年、茨城県水戸市内にカフェレストラン「カフェドロトリー」として開店し、今年4月に20周年を迎えた。店名を変える転機となったのは、店で提供していたスコーンが人気になったこと。もともと美紀さんが娘たちや友人のために焼いていたもので、店で出すことを勧められた。販売を始めると口コミで評判が広がり、通販の希望も高まっていった。

人気商品のクッキー缶

19年、現在の場所に移転し本格的に焼き菓子の販売を開始。製菓を学んだ娘の花音さん(23)も加わり、親子で都内の百貨店の催事に出店するなど、各地でファンを増やしている。美紀さんは「どこに行ってもお客さまに支えられ、楽しみにしてもらえるのが励み」と目を細める。

店舗では、プレーン、ストロベリー、全粒粉チョコチップのスコーン3種が並ぶ。配合や焼き方など試行錯誤し、しっとりとした口当たりが特長だ。催事出店では種類を増やし、県産干し芋を使ったスコーンなども販売する。

キッシュプレートランチ

スコーンと並ぶ人気を誇るのが、多彩な形や味のクッキーを一つ一つ手作業で詰めた「クッキー缶」。お店のロゴにもなっている白鳥や、花のジャムサンドクッキーが定番で、季節や時期によってラインアップが変わる。白鳥のクッキーはメープルシロップを使用し、優しい甘さとこく、バターの風味が口いっぱいに広がる。さくっと軽く、気付けば次のクッキーに手を伸ばしてしまう。

店舗ではそのほか、ケーキや食事のセットを用意する。「キッシュプレートランチ」は、季節の野菜を使ったスープやキッシュ、自家製フォカッチャなどが付き、食べ応え満点。貴将さんは「なるべくシンプルに、食材のおいしさありきの料理を作りたい」とほほ笑む。

お出かけ情報
▽茨城県水戸市元吉田町530の5
午前11時半から午後6時(ランチは同2時半まで)
▽月曜、火曜定休
▽インスタグラムのアカウントはloteriemito
▽6月4~9日は京成百貨店で開催の「英国展」に出店予定