「オサムの朝」23日上映会 梶間監督、舞台あいさつ 茨城・常陸太田

茨城新聞
2026年5月16日

茨城県常陸太田市出身の映画監督、梶間俊一さんの映画「オサムの朝(あした)」の上映とトークショーが23日、同市町田町の水府総合センターLa・ラ・ホールで開かれる。本意でない人事異動を受けた男性が自分の少年時代を回想しながら生き方を見つめ直すヒューマン・ドラマ。梶間監督の故郷への思いを込めた作品といい、同監督が当日、舞台あいさつする。

梶間監督は1944年、同市金砂郷地区生まれ。出版社勤務を経て、70年に東映東京撮影所に入所。83年「悪女かまきり」で監督デビュー。映画「ちょうちん」(87年、陣内孝則主演)でヨコハマ映画祭監督賞を受賞。テレビドラマ「おかしな刑事シリーズ」などを手がけた。

「オサムの朝」は森詠原作の同名小説を基に99年制作。子会社への出向を命じられた男性が家族の冷たい反応に戸惑いつつ、幼い日を過ごした那須高原に向かう。かつての自分に似た一人旅の少年に出会い、男性は少年時代を語り始める。戦後の原風景を描いて高い評価を得た作品。出演は中村雅俊、手塚理美、原田龍二、森脇史登など。

当日は午後1時半に開場、同2時に上映開始(上映時間106分)。梶間監督が舞台あいさつを行う。チケットは500円。問い合わせは「オサムの朝」を観る会(宇野さん)(電)090(7215)4998。