中心市街地が現代アート一色に 群馬・高崎市できょう25日から作品展 国内外の作家27人が参加

上毛新聞
2025年10月29日

群馬県高崎市の中心市街地を現代アートで彩る「アートプロジェクト高崎2025」が25日に始まる。今回のテーマは「ダイバーシティ・クロッシング 多様なアートの交差点」。群馬県内外で活躍する作家27人が手がけた絵画や彫刻、インスタレーションなどが街の風景を豊かに彩る。11月30日まで。

高崎モントレーの 壁画には、豊かな色づかいが特徴的なSHETA(シータ)さんの巨大アートがお目見え=写真。エスカレーターの図上には、東吾妻町の画家、水野暁さんが描いたリンゴの木の作品が飾られ、ペデストリアンデッキ通路の頭上には猫や花をモチーフにした高崎市の画家、渡辺香奈さんの作品が展示されるなど、高崎駅周辺が鮮やかに彩られている。

高崎オーパ2階には彫刻家、渡辺元佳さんの巨大な黄色いウサギが登場。連雀町の交差点近くには、富岡市出身の染色アーティスト、大竹夏紀さんが山を題材にした鮮やかな作品などが飾られ、慈光通りには、ツバメをモチーフにした高崎市の彫刻家、明田一久さんの石彫刻などが展示されている。