いちご王国の栃木県では夏でも 収穫期を迎えた「なつおとめ」昼夜の寒暖差で甘みも強く

下野新聞
2024年8月23日

標高約1400mにある栃木県日光市中宮祠の農場「Mt.Berry奥日光」で、県が開発した夏秋採りイチゴ「なつおとめ」が収穫期を迎えている。

同農場はビニールハウス5棟の計約12アールで栽培。酸味があるなつおとめを、高地ならではの昼夜の寒暖差で甘みも強くしている。

20日は午前5時に収穫開始。同農場の岡崎孝彦さん(31)と家族が、3~5センチのつややかな実を丁寧に摘み取っていった。毎日20~30キロを収穫しており、10月末まで続く。市内のホテルや飲食店などに出荷し、同農場ホームページでも販売している。

岡崎さんは「酸味と甘みのバランス、品質にこだわった奥日光の味をぜひ楽しんでほしい」と話した。

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