W杯関連資料28点 雑誌や入場券、質問箱も 筑波大元監督・萩原さん所有 茨城・つくばで展示

茨城新聞
2026年7月4日

世界中がサッカー・ワールドカップ(W杯)で盛り上がる中、特別企画展「ワールドカップから俯瞰(ふかん)するサッカー」が茨城県つくば市研究学園の市役所コミュニティ棟1階で開かれている。筑波大蹴球部監督やJリーグ・水戸ホーリーホックのゼネラルマネジャー(GM)などを務めた萩原武久さん(81)=同県土浦市=が所有するサッカー関連の書籍や資料28点を展示する。同展は19日まで。

W杯関連展示として、1998年フランス大会、2002年日韓大会、06年ドイツ大会の公式パンフレット、入場チケットなどが並ぶ。いずれも萩原さんが現地で観戦した思い出の品だ。

サッカー上達のための萩原さんの著書や、使用していた競技規則、雑誌「サッカーマガジン」の創刊号、外国製のサッカーミニチュアゲームなども展示する。

1936年ベルリン五輪の報告書もあり、日本が優勝候補のスウェーデンに3-2で逆転勝ちし「ベルリンの奇跡」と呼ばれた試合結果を掲載している。

萩原さんは筑波大の蹴球部監督や体育センター長などを歴任し、退職後は水戸ホーリーホックで強化・育成部長やGMを務めた。筑波大時代の教え子にはJ2ベガルタ仙台監督の森山佳郎氏ら多くのサッカー関係者がいる。

展示会場には萩原さんへの質問箱も用意し、サッカーに関するさまざまな疑問を受け付けている。萩原さんがこれまでの経験や知識を踏まえ、分かりやすく回答し、展示コーナーに掲示している。

萩原さんは「W杯を応援するだけではもったいない。展示を見ながら、広く人生やスポーツについて思いを巡らせ、未来を俯瞰してほしい」と話している。