大輪鮮やかに 桐生・赤城寺のシャクナゲ

上毛新聞
2022年4月23日

群馬県桐生市新里町大久保の成田山赤城寺(杉山照栄住職)の5000株を超えるシャクナゲが見頃を迎え、訪れた人が野鳥の声を聞きながら自然豊かな境内の散策を楽しんでいる=写真。見頃は5月上旬まで続くという。

同寺のシャクナゲは、開山の1988年から毎年増やしてきた。開花は白、ピンク、赤、紫の順で、今年は例年より1週間ほど早まった。太田市から訪れた坂田みどりさんは「花びらが連なっていて美しい」と感動していた。

コロナ下で休止していた毎年5月5日の「照天祭り」を以前より規模を縮小した形で3年ぶりに開催する。護摩業後、赤飯や疫病退散タオルを配る。