桜の全国シンポ開催へ 4月 美化や観光、意見交換 茨城・桜川市

茨城新聞
2024年1月14日

全国の桜の研究者や桜の名所がある自治体などが集まり、景観美化や観光振興などを話し合う「全国さくらシンポジウム」が4月4、5の両日、茨城県桜川市で初めて開かれる。専門家の講演や市内の名所の見学会などが行われる。

シンポジウムは1982年に始まり、今年で43回目。これまで福島県三春町や奈良県吉野町などのほか、茨城県内では日立、結城市で開かれた。同実行委員会と公益財団法人「日本花の会」が主催し、桜川市が共催する。

桜川市のヤマザクラは古くから「西の吉野、東の桜川」と称賛されてきた。天然記念物のヤマザクラがある磯部桜川公園、桜川磯部稲村神社は名勝に指定されている。市によると市内には約55万本が自生しているといい、ヤマザクラをまちづくりの軸に位置付け、2019年度から10年間にわたる保全計画を定めた。

今年は天然記念物指定50周年と名勝指定100周年に当たり、同市では節目の年にヤマザクラの保全について改めて考えようとシンポジウムが企画された。

4日は大和ふれあいセンター「シトラス」(同市羽田)を会場に、専門家の講演や活動報告があり、5日には市内の名勝などを巡る見学会がある。

市は今月15日から専用サイトで参加者を募集する。シンポジウムは無料だが、4日夕方の交流会、5日の見学会は有料。先着順で定員700人。市ホームページで紹介している。

シンポジウムの運営費やヤマザクラの保全費用を集めるため、市はガバメントクラウドファンディング(GCF)も20日まで実施している。目標金額は100万円。ふるさとチョイスGCFのサイトから申し込む。

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